こんにちは、サラです☆
真っ赤な色が特徴的で、料理を映えさせてくれるビーツ。
華やかな見た目だけでなく、実はすごい栄養素がたっぷり詰まっていたんです。
今日はその栄養価について迫っていきたいと思います♪
目次
ビーツとは
ビーツは、地中海沿岸地方が原産のアカザ科、サトウダイコンの一種です。
和名は火焔菜(カエンサイ)とも呼ばれ、日本へは江戸時代初期頃に持ち込まれた野菜なのだとか。
ロシアの赤いシチュー「ボルシチ」はビーツを主な材料としています。あの赤みはビーツからきているんですね。
ビーツは野菜の中でも糖分が高く、料理に自然な甘さをプラスしてくれます。
栄養価
ビーツは87%が水と、とても水分が豊富です。8%は糖分、2-3%は食物繊維です。
主な栄養成分表は以下の通り。
栄養素 | 配合量 |
カロリー | 43kcal |
水 | 87% |
たんぱく質 | 1.6g |
炭水化物 | 9.6g |
糖分 | 6.8g |
食物繊維 | 2.8g |
脂質 | 0.2g |
ビタミンC | 5mg |
鉄 | 0.4mg |
マグネシウム | 18mg |
カルシウム | 12mg |
ビタミンB6 | 0.1mg |
カロリー
水分が多いこともあり、100gあたりのカロリーは43kcal。甘い味から考えると低めかと思われます。
ビーツ一つは200gくらいなので、86kcal程です。
ビタミンC
ビーツ1個あたり(200g)のビタミンCは10mg。
ビタミンCは骨格筋に多く存在します。ビタミンCが不足すると、筋肉が萎縮し、筋重量が減少するといった研究結果が出ています。せっかく筋トレしても、ビタミンCが足りなかったらキレイな筋肉を育てることは出来ません。
鉄分
ビーツ1個あたり(200g)の鉄分は0.8mg。
鉄分は血液を作るのに大事な栄養素なので、女性は特に積極的に摂取したいですね。
運動すると血液がいつもより多く必要になることに加え、運動の刺激で赤血球が壊れやすくなるので、多くの鉄分が必要となります。
カルシウム
ビーツ1個あたり(200g)のカルシウムは24mg。
カルシウムは言わずと知れた、骨の成分!それ以外でも、細胞分裂・分化や筋肉収縮にも役立っています。
マグネシウム
ビーツ1個あたり(200g)のマグネシウムは36mg。
マグネシウムは、体の中で働く酵素をお手伝いする役割があります。また、カルシウムと一緒に働き、骨を健康的にしてくれる効果も☆
ビタミンB6
ビーツ1個あたり(200g)のビタミンB6は0.2mg。
ビタミンB6には代謝に関わる多くの酵素を助ける働きがあります。
エネルギー生成に加え、筋肉や血液を作るのに関わっていますので、ボディメイクでは積極的に摂取したい栄養素ですね。
成人女性は一日でビタミンB6を1.2mg撮ることが推奨されている為、ビーツ一つで一日の必要量1/6を摂取することが出来ます。
効能
運動のパフォーマンスアップ
ビーツは窒素酸化物(NOx)を含んでおり、窒素酸化物は血管の伸縮に関わっていることが知られています。
筋肉には白色筋線維と赤色筋線維の2種類があり、瞬発力を与えてくれる白色筋線維において血管を伸縮し、酸素を多く送ってくれるとの研究結果が多数出ています。
白色筋線維(速筋):疲れやすいけれど、瞬発力を与えてくれる筋肉。短距離レースの選手や筋トレマンに多い。
赤色筋線維(遅筋):疲れにくく、伸縮はゆっくり。長距離レースの選手に多い。
研究によって結果は異なりますが、ビーツジュースを飲んだ人々は強度が高い運動においてパフォーマンスが向上したそうです。(出典:Dominguez et al.)
高血圧の抑制
ビーツジュースを飲んだ高血圧の方々は、血圧が減少したとの研究結果が出ています。
上記の窒素酸化物(NOx)が血管を伸縮させてくれる為、血圧が下がる効果を持っています(出典:Webb et al., Siervo et al.,)。
食べ方
海外の方々がインスタで上げている食べ方を見てみましょう♪
サラダに彩りを追加する例。
いつものサラダが鮮やかになり、とっても美味しそうですね!
ミキサーにかけてスムージーに!
パウダー状のビーツが売っており、ビーツラテとして頂くことも流行っています。
私もオーストラリアにてパウダービーツを使ったラテの素を購入しました。
ミルクに混ぜるだけで、ノンカフェインなのにしっかり飲み物を飲んだ感覚になり、おやつにぴったりです。
購入方法
剥いた状態で加熱調理し、真空パックにしたビーツはスーパーでたまに見かけることがあります。
切ってそのまま使えるのでとっても便利です。
ビーツは色素が強い為、切った後はすぐにまな板と手を洗ってくださいね!
パウダービーツはiHerbで購入することが出来ます♪
パフォーマンスを向上させたいトレーニーには最適なビーツ、是非生活に取り入れてみては!?
最後までお読み頂きありがとうございます。
以上、サラ(@sarahrikejo)でした☆
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